「天然コケッコー」

原作信者なので「主題歌くるり」「音楽レイ・ハラカミ」と聞いて「ぎゃ〜〜!!サブカルに陵辱されたあげくほっこりに骨までしゃぶられるなんてやだ〜!!」と思っていたんですが、見てみたらぜんぜん平気だった…。というかどの登場人物も風景もまったく原作のままで、繊細なタッチもまったくそのまま。まったくの「実写」なのでこれを実写化する意味はどこにあったんだろうか…と。くらもちふさこ知名度を上げるための映画なわけないよね…?ただ少女漫画特有の「ときめき」が描ききれなかったところが、監督が男性なゆえんなのでしょうか。