ヤンマガの「美味しんぼ」が今週はすごかったです。とりあえず「魯山人のお茶漬け」を書きたいというどうしようもないやる気だけは伝わってきたのですが、ストーリーが「有名な手品師が日本的な手品をしなくてはならなくて悩んでいる」→「じゃあ魯山人のお茶漬けだ!」→「お茶漬けを使った手品で大成功!」というトンデモ三段オチでびっくりしました。もうすでに手品の後に「魯山人のお茶漬け」がくるとこすらわかんないので、最後にはすごい地味な「お茶漬けの蓋をしたら中身が変わっていた」という手品が待つのみ。こんな地味なエンディング、私漫画を読んでいて初めて見ましたよ。これを忘れずにいて何を記憶に残すっていうんだって話ですよ。外人もびっくりしただろうな。カッパーフィールドの後にお茶漬けが消える手品見せられちゃオーマイゴッドどころの話じゃないですよね。まあ私も外人をなめすぎって話ですが。でも言うんだろうね、オーマイゴッドって。