2007-01-01から1年間の記事一覧

「シャイニング」

私、実はキューブリックって見たことなかったんす。高校生くらいのときに「痛そうだから」というアホみたいな理由で時計じかけのオレンジを見なかったことに端を発してます。高校生くらいで通ってないと見なくね?キューブリックって。というわけでキューブ…

「大奥」3巻 よしながふみ

このシリーズはもう設定勝ちでそのまま押してくのかなあと思ってたのですが、それぞれの登場人物がすごく人間味が出てきて、設定の妙だけじゃない面白さがぐんぐん出てきてます。だんだん有巧の気持ちが女的にけなげに変化してくところにぐーっときて読みな…

「おいピータン!!」10巻 伊藤 理佐

やっぱりいいよー。今回ほんとに登場人物が全員幸せを手に入れてて、それぞれのエピソードがほんとにリアルにかわいらしくてよかった。これは伊藤理佐の結婚効果とかなの?いや、そういう穿った目で見ちゃいけないんだけどさ!

「潔く柔く」6巻 いくえみ綾

うーん…。今回はちょっと…感情移入が一切できないぞ〜。困ったぞ〜。ロクちゃんの話の収束方法もそこはかとなく息苦しいし、カンナへの嫉妬の話もすげー読んでて息苦しい。後どこか現実離れしているような感じがして、登場人物にがーっと感情移入する少女漫…

「駅から5分」1巻 くらもちふさこ

やっと出た〜。もう信者なので何もいえない…。ただちょっとくらもちふさこの書く女の子と現代の女の子がズレだしたな〜と思う。ネットを使った話とか「わかるけど…」という気持ちに。1話とか普遍的なことを書いてくれるとすごいぐっとくるんだけどなあ。あん…

「おんなのこの正体」安彦麻理絵

男性誌に書いてた女の正体を男にとくとくと説いた漫画。どれもほんっとにうそは一個もない面白さです。ほんと、最近うんこなんてしませ〜んみたいな人が多いので、ここまで赤裸々に書いてくれると逆に癒されるというか。「コスメポーチがきれいな女は上玉」…

「ダイ・ハード 4.0」[rakuten:book:12119987:image]

不死身のマクレーンが帰ってきた!というか私ブルース・ウィリスはこれ以外の役やってるの見たことない!後英語話してるとこも見たことない!全部葺き替えでしか見てない。そんなことに気づいたので吹き替えで見ました。しっくりきた。吹き替えで見たほうが…

「パリ、ジュテーム」

こんな「んなあほな」なタイトルだけどすごいよかった…。「異邦人から見たパリ」がテーマらしく英語の多いフランス映画、オムニバス。後地方出身の監督の作品も入ってて、パリからしてみたら田舎ものは異邦人なんだね…。すべてのパリの区を網羅していて、短…

「スパイダーマンT3」

憎しみ合う親友との話が2大ストーリーの1つとしてしか扱われてなくてビックリ…。「あれもこれも食べられておいしいね!」という感じで扱われてて、人気なかったのかな…。4はどうするんだろ。今回は人間の光と闇を扱ってるのでちょっと後味悪いです。でも娯楽…

「300」特別版(2枚組) [DVD]" title="300特別版(2枚組) [DVD]" class="asin">

もっとアドレナリンが出るのかと思った…。300人のスパルタの兵隊が全員もれなく神話に出てきそうなマッチョなとことか面白いっちゃ面白いんですが、なんでこんなにモッタリした感じなんだろ…。スローを多用しすぎなのかな。神話風にしたくて映像をいじりすぎ…

「大阪豆ゴハン」1〜3巻 サラ・イイネス

ユルく面白い。小さなことを拾っていって、すべての読者の「あるある」を引き出すテクニックはすごいなあと。でもよく考えると彼女の描く漫画の登場人物ってみんな裕福だなあ。

「怪魚ウモッカ格闘記−インドへの道」「ミャンマーの柳生一族」高野秀行

ウモッカのほうは「探しに行く」ということへ奮闘するという話だし、ミャンマーの話も彼の冒険ではなく「先輩の取材に着いていく」というコンセプトなので冒険度が足りないというか。まあどれも非常に貴重な話で面白いのですが。

「ホタルノヒカリ」10巻 ひうらさとる

まあ、この巻は一息ついたってところなので、そんなに大きな出来事もなくという感じですね。てか私はやっぱりゆうかちゃんに対してビタイチ共感できねえ!

「リトル・ミス・サンシャイン」

あまりにリアルな物語。私的には今まで見た映画の中で一番「リアルにダメ」なアメリカ映画でした。家族のロードムービーですが、どいつもこいつもダメでイライラしながらもどこか共感できるというか。後途中で「そうは言ってもこいつらはアメリカ人だ。うま…

「ドリームガールズ」

ビヨンセは何でこの映画に出たんだろうか…。それくらいジェニファー・ハドソンにおいしいところをすべて持ってかれてます。ジェニファー・ハドソンは運命に立ち向かう力を持つ、反骨精神のあるオイシイ役だし、ソロも何曲もあるのですが、ビヨンセは「顔がい…

「海獣の子供」五十嵐大介

これおもしれー!中学生的な「私が特別な存在だったら」的なとこがスタートの話なんですが、スケールがデカくてワクワクする。ここでいろいろストーリーの機微を語るのはもったいない感じ。読んでほしいっす。

「酒ラボ」宇仁田ゆみ

この人の話は良くも悪くも半径10m以内で完結するので、あんまり彼女自身が熟知してない設定の漫画書くのは微妙だなあ。設定が生かしきれてないというか、この設定で話を進める意味がよくわからないというか。主人公の成長は割といいものの、「大学」という舞…

「幻獣ムベンベを追え」高野秀行

秘境もの大好きってこともありますが、基本的に私はこの人の文章がすごく好きなんだと思います。ネッシーに次ぐ現代の謎、ムベンベをマジで探すために早稲田大学探検部がアフリカに行く話。アホなことに命をかけているうちに「ムベンベ探すのなんて当たり前…

「カボチャの冒険」五十嵐大介

猫との田舎暮らしのエッセイ(?)漫画。猫派じゃない私でもカボチャは可愛いなあとか、ペットにはこうやって思い入れちゃうよねとか、そういう気持ちがすごい伝わってきました。きましたが、やっぱり猫派じゃないので田舎暮らしならリトルフォレストに軍配…

「女の子の食卓」3巻 志村志保子

このシリーズ、何で面白いのに入れ込めないんだろうとずっと悩んでいたのですが、「食べ物の絵がうまそうに見えない」ってことが理由なのでは…?やはり食べ物を美味そうに見せるには執拗な写実が必要ですね。鼻ほじりながら好き放題書いてるかと思いましたが…

ファンタスティック・フォー

なんか能力のありようがワンピースに非常に似ていて、見ながら「こいつは火?なら火拳のエースだなあ」とか思いだし、最終的には「どっちがパクり?」とか心配までしてしまいました。まあそれくらい何も考えずに見れる娯楽作品です。

ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2

「スパニッシュ・アパートメント」はすごく「あるある」という感じのモラトリアムの輝きを描いてただけに、2はすげーリアル。超リアル。1のラストで「小説家になる!」と決めた主人公が30になって、仕事も金はないわけじゃないけど順調とは言えない、ステデ…

一月以上放置してたらどうしたらいいかわからない…。

硫黄島からの手紙

時代考証のツメが甘いとか言われてたんで、別に見なくてもいいのかなーと思ってたんですがこちらだけ。確かに「こんなさばけた日本兵はぜってーいない」とか「親米家だけがいいヤツってどうなん?」とか「硫黄島って暑いんじゃないの?」とか思ったりもする…

エネミーライン

超アメリカンな1本。なんでオーウェン・ウィルソンがこんなシリアスものの主人公をはらないといけないのか…。後NATO軍で派遣された米兵が紛争地帯に巻き込まれるという話なんですが、主人公は結構わがままな行為で紛争地帯に自ら入り込んでることもあり、な…

安倍首相を見て「いじめてぇ〜!!」と思わない人はガチで超善人かガチMでだと思います。

「時をかける少女」

何これ?あまずっぺー!見て泣きましたが、見ながら「製作者の中に一人でもこれと同じ体験を高校時代にしたやつはいねえよな?!」と思ってました。冴えない青春を送った人間にしか描けない輝きみたいなものにぐっときました。

「毎日かあさん4 出戻り編」西原理恵子

これは泣くよ。これで泣かない人は絶対人でなしと責められそう…。笑いながら読んでいると少しずつ亡くなった旦那さんへのメッセージが入ってきてヤバいです…。

「ホタルノヒカリ」9巻 ひうらさとる

ああ、(今までのひうらさとるを踏襲してくれているなら)そろそろ来るぞという展開が…。私はこの人の漫画が非常に好きで、ずっと読んでいるんですが、このホタルは今までになく魂の入ったキャラクターだと思う。さんざんおいしい立場にいたりするんだけど、…

「新妻 ―剣客商売」池波正太郎

タイトル見て「え?!もしや…?」と思ったら大治郎結婚してた〜!!来るとは思ってたけど!!久しぶりに二次元に夢中になったと思ったら、あっという間にやられたよ…。なんだよ!私は田沼意次の妾子だったら私と結婚してくれたのかよ!と頭の痛い発言をした…