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「劇場版　テニスの王子様」
ものすごいことになってるらしいと聞いて野次馬根性丸出しで見に行ったのですが、えらいことになってました。なぜか豪華客船でテニスしてるし。しかもひとたび手塚部長がテニスを始めたら、イメージショットがえらいことになっていました。隕石落ちてたからね。もちろん手塚部長が落とすんだけどね。地球にね。こんなに笑ったの久しぶりでしたよ。腹の底から笑いました。チャンスがあったらみんなに（みんなって誰だ？）見てほしい映画でした。はじめの1時間は早送りしていいんで。
でも同時上映の番外編がほんとひどくて。なんか運動会してました。テニスしないで何が王子だっつう話ですよ。連載当初しかテニプリを読んだことのなかった私にはまったく見覚えのないキャラが無駄に絡んで、そのたびにレディースデーに詰め掛けた腐女子たちが「きゃー」とか言ってました。いつのまにジャンプ漫画ってここまでオタクオリエンティッドになってしまったのかしら。そしてそんなに用意されまくったものに萌えてて、オタクの本領って想像力じゃないの…？となんか背筋を冷たいものが駆け抜けました。