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「ローレライ」
話は潜水艦にエヴァがくっついたって感じなんですが、エンドクレジットにB29ロゴデザイン押井守！とか模型協力海洋堂！とか日本が誇るオタクが並んでいたのでもうこれでいいじゃないか。潜水艦がカッコイイ、それ以上何を望むんだ！と思いました。潜水艦はでも暴力的にかっこよかったですよ。水中から飛び出す潜水艦！海の上をタイタニック状に進む潜水艦！という感じで。後私は何より電気グルーヴを偏愛ぎみに愛しているので、ピエール瀧がやたらいい役だったというだけでもう楽しくて仕方なかったです。ピエール瀧の役どころは妻夫木くんの上官の鬼軍曹なんですが、ストーリーのキーマンであり、清濁併せ持つすごいいい役なんですよ。ピエールなのに。セグウェイに乗ったりしてるのに。でもまあほんとに軍服が似合う似合う。やっぱり農耕民族顔は意外な需要があるんだなあ。主役級の整った顔立ちの人たち以外は全員えらと頬骨の張ったいい農耕民族顔がそろってました。後私の好きな佐藤隆太くん（ちょい農耕顔）が「いい奴だけど情けない」というよさを存分に発揮できるいい役だったので満足です。