エリザベスタウン

人生最大の失敗を犯し、会社をクビになったオーランド・ブルームがお父さんの急死で田舎に帰る。その飛行機でスッチーのキルスティン・ダンストと出会い…という話。お父さんの田舎に帰ることで別に主人公が成長もしなきゃ家族の絆が固くなってもないので、この話のメインは「キルスティン・ダンストとの恋」だと思うんだけど、あまりにキルスティン・ダンストがいろいろやりすぎており…。あの手この手のにくい演出で彼に近づき、彼の心を解きほぐしてきます。でも悲しいかな、オーランド・ブルームって悲しくてもつらくても顔が顔だけに「ぽけー」顔…。キルスティン・ダンストがこんだけ頑張ってんのに何の手ごたえもなさそう…。と見ていてかなりしょんぼりしてしまい、最後は監督に矛先が行き「今流行の文系男子を落とすためにはここまでやんなきゃいかんのか!!」と半怒りで終わりました。音楽とかいいんだけどねー。その音楽の使い方も「キルスティン、そこまですんのか…」と同じ女として悲しい気持ちになるっつうかね…。