バス男

うーん。なんかなあ…。冴えないアメリカのオタク高校生の話。ほんとに悲しいくらい冴えなく、ダメな男子に最後小さな奇跡が起こるのですが、ほんっとーーーに主人公が何一つ変わってないんだよなあ…。いや、ネタには困らないんすよ。一緒に住んでるニートの兄貴とか、DQNの叔父さんとかさあ、面白いんすよ。でも2時間かけて小ネタを小出しにされて、最後ちょっといいことあって終わり(それもまたネタ的な)つーのはどうなん?最近こういうオタクのためのオタクによる映画的なものが多い気が。なんでこういう話って主人公に何の変化もないんだろうなあ…。まあ作り手のうち誰一人として変わりたいと思ってないんだよね。それでも愛されたいとは思ってるところがちょっとチクっときますね。