「ブロック・パーティー」

NYのブルックリンで開かれたヒップホップライブのドキュメンタリー。発起人となったコメディアンのデイブ・シャペルがものすごくチャーミングで、地元から大勢の人を呼んだり、開催地の人たちにかけあったりするええ話がてんこ盛りです。後今まで「オレ自伝」を延々語る感じが私にとって「ラップとはオモロである」という意識があったのですが、大物たちが本気でブルックリンに向けて煽る姿を見てたら、「こういうバックグラウンドで生きている人はやっぱりこうやって訴えかけていかなきゃいかんという意識になるのかなー」と納得しました。てか何よりもローリン・ヒルがかっこよすぎて感動しました。相変わらず変な服でファニーフェイスなんですが、歌い出すとものすごい神々しさ。「久しぶり。みんなどうしてた?私?私はあれよ」と言って指差す先には赤ちゃんがいて「かっこええ〜〜!!」と感動しました。