2007-01-01から1年間の記事一覧

「ONE PIECE」46巻 尾田栄一郎

今回は箸休めみたいなもんなんだよね?このゲッコーモリアの話。あれ?違うのかな…?巻末にサウザンドサニー号について延々図解されていてこれは感動ものです。私も乗りたい!

「アッシュベイビー」金原ひとみ

私は正直外見に難がある人の恋愛小説って「説得力ねえ〜!」と思ってしまう人なんですが、昔立ち読みしたブルータスの「パーティスナップ」かなんかに金原ひとみが出てて、それがまた非常に私好みのビッチ系な美人になってたので買いました。垢抜けたね〜。…

「園芸家12カ月」カレルチャペック

いとうせいこうの本を読んだので元ネタも。こっちのほうがやっぱり表現も大げさ&劇的で面白い。後やっぱ園芸は土なんですよね。だから彼が土に対して熱いのはすごいよかったです。でもやっぱり外国だけあって書いてある花がぜんぜん日本とは違うのが寂しい…

「潔く柔く」 5巻 いくえみ綾

なんか新しい話が始まっちゃった…。ということは今までの話はあれで終わりなの?だとしたらあれでカンナが救われたことになってることが寂しいよー。戻ってきてほしいー。まあ今度の話もいい話ですが。

「ゾディアック」ロバート・グレイスミス[rakuten:book:12073172:image]

映画の予告編を見て「こんな複雑な話、絶対本のほうが面白いだろうなと思って読みました。絶対こっちのほうが細かくて面白いとは思うものの、あまりに被害者、関係者が多すぎて久しぶりに「外人の名前、覚えられねえよ!!」という怒りを覚えました。でもど…

「剣客商売〈5〉白い鬼」 池波正太郎

なんか気づいたら進んでるっす。すんげーいい!今は絶対息子の大五郎が熱い!超かっこいい…。どうしよう…。ドラマ版は誰がやったのか絶対調べられない…。それくらい私の中で彼が熱い…。

「自己流園芸ベランダ派」いとうせいこう

「ボタニカルライフ」の続編。私は一時期園芸熱が上がったときに、冬オジギソウを枯らして「こんな雑草みたいな草を枯らすなんて…」とヘコんで一時中断してたんですが、この巻末の伊藤比呂美との対談で「園芸なんて自然じゃないんだから枯らすのは仕方ない。…

「オトメン(乙男) 」1〜2巻 菅野文

今話題の(らしい)乙女趣味を持つ男子の話。萌えるっちゃ萌えるし、中身が乙女な彼に共感するっちゃする。面白いっすよ。コメディだから。なんでこんな感じかつーとそんなにテンションが上がらなかったんすよね…。最近の花とゆめはあまりにインスタントに萌…

「ボタニカル・ライフ―植物生活」いとうせいこう

今ベランダ園芸界はいとうせいこうが熱いんだって…。なんかピッタリなんだか外してんだかわかんないカリスマ…。テンション低く読み始めますが、植物を育てた人ならわかる気持ちを執拗に掘り下げてくれるんで読んでて楽しい。「あー、私もこんな気持ちで水遣…

「地球へ…」1〜3巻 竹宮惠子

今さら読んでみました。昔は「竹宮惠子はチャラい!少女漫画は萩尾望都!」という中2病的な理由でちゃんと読んでなかったんですが、読んでみたらベタっちゃベタな展開で壮大な物語を描いてくれてて読んでて楽しいです。昔の少女漫画はやっぱドラマチックでい…

「よにんぐらし」3巻 宇仁田ゆみ

子供2人家族のほのぼの漫画。子供がいたらこんなことが楽しいんだろうなーということは実感するのですが、帰り道7分で読み終えてしまい「なんてコストパフォーマンスの悪い漫画…」と思ってしまいました。こういう考え、ケチくさいのかなあ。まあ育児漫画なん…

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

長いよ!長い!!長い上に3で回収される伏線がすべて2で張られたものだったので「こりゃあ絶対1が受けたから無理くりに続編作ったんだよねー」と思ってしまう。1がよかっただけになー。私は基本的に作り手が楽しんでそうな映画は割と許せるタイプなんですが…

「フラワー・オブ・ライフ」4巻 よしながふみ

これで完結。ずっと奇麗事ばかり言う主人公とそれをよしとして盛り上がる周りっていうのが嫌だな〜、いい話に水をさしてる感じがするのになーと思ってたんですが、この巻はすごくよかった。一気に子供たちが現実を知り、それを受け止めていくかなりキツい話…

007 カジノ・ロワイヤル

新ボンド、やたら肉体派でビビりました。殴る、蹴る、飛び掛るという感じ。ボンドの方もかなり派手に怪我をして、見てると「あ、怪我が治ってきた」とわかるくらいのリアルな傷メイクがされててびっくり。ボンドっていうのはもっとビックリドッキリメカ的な…

「カズン」3巻 いくえみ綾

これで完結。メインテーマがコンプレックスからの成長だったから私はこれで満足。男女の微妙な友情のあり方とかもリアルで、だけど残酷な話になってなくてほっとしました。途中コンプレックスを抱える主人公があまりにリアルでイライラしたんですが、最後彼…

「銀魂」空知英秋

今全巻読破中。面白いんですが、「ほう、今の若者はこういった少し外した感じのギャグがお好きですか」とちょっと遠い目線で見てしまう中年の私がつらいっす。まあ二十歳過ぎの人をメインターゲットにしてるとは考えられない漫画ですがね…。

「キンキーブーツ」

私は靴とマイノリティの奮闘が大好物なので、かなりツボだろうなと思って借りたらやっぱりツボでした…。話はまあ「まだフルモンティの二匹目のドジョウをあんたらは狙い続けるのか?!」という話ですが、一発逆転に作るものがドラッグ・クィーン用のブーツ。…

「剣客商売〈3〉陽炎の男」池波正太郎

通勤時の本を買いに行って、何もなければ池波正太郎を買うという感じなのですが、時代小説を真剣に読む女というのはどうなんでしょうかね…。小兵衛がかなりかっこいいのですが、「いや、これはドラマ版なら藤田まことだし…」と思ってのめりこむのを止めてい…

「涙そうそう」

なんつうか…ベタな善人しか出てこない映画。善人も悪人もあまりに記号的で誰にどう感情移入していいのかさっぱりわからない。長澤まさみは絶対に冒険しちゃいけない宿命があんのかなあ。話は血の繋がらない兄と妹の限りなく恋愛に近い絆の物語。見所は今まで…

「BLUE DRAGONラルΩグラド」1巻 鷹野常雄, 小畑健

なんか…毒にも薬にもならない話つうか…。ゲームだもんねえ…。印象的だったのは小畑先生がエロを書こうと頑張っている姿です。でもやはり小畑先生は巨乳に興味が持てないらしく、登場人物2人に無理やりブチ抜きでゴスロリの服を着せてました。ああ、人は無理…

「BABEL」

G.W.に唯一見た映画がこれ。超重かった…。すべてが「ほんのちょっとのボタンの掛け違えから取り返しのつかない不幸に見舞われ、人生をデカいものに阻まれてしまう」という話。そのデカいもんが言語の違い、国の違い、コミュニケーション不全といった「現代の…

「あずみ」41巻 小山ゆう

これはもう面白いも面白くないもなく「家にあずみが40冊もあるんだから次が出たら買う」漫画。もう当初のスピード感はゼロだけど、とりあえずどうなるかは知りたいので買います。

「デトロイト・メタル・シティ」3巻 若杉公徳

やっぱりブームに逆らって申し訳ありませんが、私はこの漫画は「ちょっと面白い」レベルだなあ…・メタルネタなら普通にメタリカのDVD見たりするほうが直球でオモロだし、ネタ的にはマジでデスメタルバンドやってる友達の友達の話のほうがぜんぜん面白いから…

「海街diary 1 蝉時雨のやむ頃」吉田秋生

吉田秋生には「YASHA」と「イブの眠り」で裏切られ続けてきたので「海街ダイアリーて!フォークソングかよ!」と思って買ったんですが、よかった。鎌倉を舞台にした四姉妹の物語。末の妹がいかにも吉田秋生な大人びた子供で。やっぱり彼女は孤独な子供の悲し…

「ブロック・パーティー」

NYのブルックリンで開かれたヒップホップライブのドキュメンタリー。発起人となったコメディアンのデイブ・シャペルがものすごくチャーミングで、地元から大勢の人を呼んだり、開催地の人たちにかけあったりするええ話がてんこ盛りです。後今まで「オレ自伝…

「アヘン王国潜入記」高野秀行

これ、私大好き!ミャンマー(ビルマ?)のゴールデントライアングルと言われるアヘンの生産地に行くというルポ。そんなところがあるとも知らなかったし、少数民族が住む辺境で人々がみんなでせっせとアヘンを作っているという事実も当然知る由もなく。まあ…

「臨死!!江古田ちゃん」2巻 瀧波ユカリ

江古田ちゃん、フィリピンパブネタとかは面白いんだけど、江古田ちゃん自体のネタがもうネタ切れしてきてんだろうなあ。ワンパタを回避すべくとにかく江古田ちゃんの下半身がユルくなってる。1巻が「ギリギリ共感できる」男性感だったのが一気に遠くなった感…

時効警察

今一生懸命見ています。ファンの「ファン具合」が半端なく、なんか飲んでてこの話になったりするとみんな小ネタとか語りたくてうずうずしてんのが見ててムカつくので手を出さなかったんですが、結局今続編見てたら面白いのね。んで借りました。小ネタは面白…

「フラガール」

これはよかった!ロケ地となった北茨城からいわきっていうのは私に非常に縁のある土地で、そこに流れるほの暗い空気感とか、後出てくる人たちのカッとしやすく涙もろい感じとかすごくリアルだなと思いました。少女の成長物語としても嫌味がなく、素直に彼女…

「ナチョ・リブレ 覆面の神様」

なんか…思ったより…盛り上がらない…。「スクール・オブ・ロック」はよかったのになあ。監督も評判のよい人なのに…。たぶん主人公の圧倒的な弱さがダメなんだろうな。当然弱いままじゃオチないから最後は強いことになるんだけど、それが何でかぜんぜん分から…